2015年08月21日
そろそろ干支もの
暑さ寒さも彼岸までとか。
暑い暑いとだらけているうちに季節は進んで、朝晩には虫の声も聞かれるようになりました。
なんと、八月ももう2/3が過ぎていこうとしています。
暑さにくじけて進んでいなかった干支もの製作も、やっと形になってきましたよ(^^)
8月初めのお教室でお披露目した押絵額は、手順書の編集を終えて無事キット化できました。

来年の干支は「申」。おさるさんですね。
お正月を飾る干支飾りは、おめでたい感じに、烏帽子をつけて太鼓を叩くおさるさんをモチーフにしてみました。
伝統の図柄は似たような感じになってしまうのですが、ぐりぐり何枚も落書きして下絵起こししています。
ぬいぐるみ版の干支ものは、既にリクエストで作っていた唐子人形アレンジものがあるので、今回はその手書き手順書をデジタル化しました。
唐子人形のアレンジですから、まあ、簡単といえば簡単です。

一緒に撮影している金太郎ちゃんがベーシックな唐子人形。ここから使用する布を考え、顔部分の作り方を考えたり尻尾をつける等のアレンジを加えて猿にしていきます。
写真は一匹ですが、三匹作って見ザル・聞かザル・言わザルの「三猿」にしてもいいですね。
残るは、布貼り細工のたまごサル。こちらのデザインは頭の中で出来ているので、あとは作るだけ・・・なんですが(^^;)
ということで、12月5日(土曜日)に開催予定のきものあそび3には、3種類の干支ものが・・・ならぶ、はず・・・
きものあそび3 現在参加(出展)者募集中です(^^)b
募集のブログ記事はこちら 続きを読む
暑い暑いとだらけているうちに季節は進んで、朝晩には虫の声も聞かれるようになりました。
なんと、八月ももう2/3が過ぎていこうとしています。
暑さにくじけて進んでいなかった干支もの製作も、やっと形になってきましたよ(^^)
8月初めのお教室でお披露目した押絵額は、手順書の編集を終えて無事キット化できました。

来年の干支は「申」。おさるさんですね。
お正月を飾る干支飾りは、おめでたい感じに、烏帽子をつけて太鼓を叩くおさるさんをモチーフにしてみました。
伝統の図柄は似たような感じになってしまうのですが、ぐりぐり何枚も落書きして下絵起こししています。
ぬいぐるみ版の干支ものは、既にリクエストで作っていた唐子人形アレンジものがあるので、今回はその手書き手順書をデジタル化しました。
唐子人形のアレンジですから、まあ、簡単といえば簡単です。

一緒に撮影している金太郎ちゃんがベーシックな唐子人形。ここから使用する布を考え、顔部分の作り方を考えたり尻尾をつける等のアレンジを加えて猿にしていきます。
写真は一匹ですが、三匹作って見ザル・聞かザル・言わザルの「三猿」にしてもいいですね。
残るは、布貼り細工のたまごサル。こちらのデザインは頭の中で出来ているので、あとは作るだけ・・・なんですが(^^;)
ということで、12月5日(土曜日)に開催予定のきものあそび3には、3種類の干支ものが・・・ならぶ、はず・・・
きものあそび3 現在参加(出展)者募集中です(^^)b
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2013年12月16日
古布羽子板
寒風吹きすさぶ関東平野の冬です。
なんと後二週間で今年も終わってしまいます。
年末の慌しさを控えて、和ゴコロくらぶは、羽子板など作っていました。

新年の羽根突き遊びは、コーンコーンというその音が邪を払うといわれ魔除の意味もありました。
華やかな羽子板と追羽根飾りを女の子の生まれて初めての年越しに贈る風習は、子供が無事に歳を重ねていけますように、という願いも込められているのですね。
男の子の初めての年越しには、破魔弓破魔矢を贈ります。こちらは文字通り魔除ですが、子供の成長を願う素敵な風習です。
製作した羽子板は、きれいな着物生地の柄を生かして、羽子板全面にフラットな押絵を施しています。
扇柄の生地は、縁取りの金がはがれ気味だったため、金糸で刺繍してみました。
これは講座サンプルや販売向けではなく、実は自家用です。この扇の生地は、義姉の着物の残り布でした。甥の家に今年生まれた女の子に、おばあちゃんの着物の生地で作って羽子板を贈るのもいいかしら? と、作ってみたものです。
奥側の菊の生地で作ったものは、講座サンプルになります(^^)
布自体の色柄を生かして飾りたい場合、額に入れて飾るのも一つの方法ですが、こんな飾り方も楽しいですね。
シミやカビができてしまった思い出の着物や、着物を仕立てた際の残り布、骨董市で見つけた素敵なハギレ・・・反物巾半分約16cmx30cm弱あれば、このサイズの羽子板ができますよ。
押絵を貼る前に、裏側はお好みで絵を描いたり、ニス塗りしたりしてもいいですね。
上の2枚の裏側は・・・

こんな感じです。
台は桐乃華工房さんに分けていただいた桐材のしっかりした羽子板ですから、もちろん、羽を突いて遊べます(^^) 続きを読む
なんと後二週間で今年も終わってしまいます。
年末の慌しさを控えて、和ゴコロくらぶは、羽子板など作っていました。

新年の羽根突き遊びは、コーンコーンというその音が邪を払うといわれ魔除の意味もありました。
華やかな羽子板と追羽根飾りを女の子の生まれて初めての年越しに贈る風習は、子供が無事に歳を重ねていけますように、という願いも込められているのですね。
男の子の初めての年越しには、破魔弓破魔矢を贈ります。こちらは文字通り魔除ですが、子供の成長を願う素敵な風習です。
製作した羽子板は、きれいな着物生地の柄を生かして、羽子板全面にフラットな押絵を施しています。
扇柄の生地は、縁取りの金がはがれ気味だったため、金糸で刺繍してみました。
これは講座サンプルや販売向けではなく、実は自家用です。この扇の生地は、義姉の着物の残り布でした。甥の家に今年生まれた女の子に、おばあちゃんの着物の生地で作って羽子板を贈るのもいいかしら? と、作ってみたものです。
奥側の菊の生地で作ったものは、講座サンプルになります(^^)
布自体の色柄を生かして飾りたい場合、額に入れて飾るのも一つの方法ですが、こんな飾り方も楽しいですね。
シミやカビができてしまった思い出の着物や、着物を仕立てた際の残り布、骨董市で見つけた素敵なハギレ・・・反物巾半分約16cmx30cm弱あれば、このサイズの羽子板ができますよ。
押絵を貼る前に、裏側はお好みで絵を描いたり、ニス塗りしたりしてもいいですね。
上の2枚の裏側は・・・

こんな感じです。
台は桐乃華工房さんに分けていただいた桐材のしっかりした羽子板ですから、もちろん、羽を突いて遊べます(^^) 続きを読む
2010年05月19日
七夕のつるし飾り2010年版
夏の兆しを感じ始めると、そろそろ作らなくっちゃ・・・とウズウズしてしまうのです(笑)
梅雨の季節を飛び越えて、七夕のつるし飾り。
今年は押し絵モチーフをデザインして、糸枠を利用して作った台に飾り付けました。

今年は、織姫彦星をあえて避けて願いの笹に飾るものを選びました。
・笹:七夕に笹の葉は欠かせません(^^)
・折鶴:天の川に橋を渡す鷺を折鶴で表現します。
・ひょうたん:夏の象徴として瓜科のひょうたん。また末広がりの形からめでたいものとされます。
・糸巻き(分銅型):お裁縫が上達するように。また分銅の形は蓄財を願うものです。
・巾着:蓄財を願います(^^)

五色のリリアン紐に五色の短冊をかけて、先端に房を作りました。
台に使用した糸枠も織姫にちなんで製糸・機織関連の古道具です。

これは参考作品のため、上部飾りを五弁花と繭玉の2種にしています。
5連なので2種ではご覧のように交互に並びませんから、お花だけか繭玉だけにするほうがいいかもしれません。
続きを読む
梅雨の季節を飛び越えて、七夕のつるし飾り。
今年は押し絵モチーフをデザインして、糸枠を利用して作った台に飾り付けました。

今年は、織姫彦星をあえて避けて願いの笹に飾るものを選びました。
・笹:七夕に笹の葉は欠かせません(^^)
・折鶴:天の川に橋を渡す鷺を折鶴で表現します。
・ひょうたん:夏の象徴として瓜科のひょうたん。また末広がりの形からめでたいものとされます。
・糸巻き(分銅型):お裁縫が上達するように。また分銅の形は蓄財を願うものです。
・巾着:蓄財を願います(^^)

五色のリリアン紐に五色の短冊をかけて、先端に房を作りました。
台に使用した糸枠も織姫にちなんで製糸・機織関連の古道具です。

これは参考作品のため、上部飾りを五弁花と繭玉の2種にしています。
5連なので2種ではご覧のように交互に並びませんから、お花だけか繭玉だけにするほうがいいかもしれません。
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2010年01月14日
押し絵羽子板「蝶と牡丹」
お正月に間に合うように・・・と、講習していた押し絵羽子板。
年末には講習も終わっていたのですが、講習中モチーフの裏側も見えるようにサンプルは半完成状態でいて、写真も撮っていませんでした(笑)

牡丹に蝶のモチーフを押し絵で作って羽子板に乗せます。
図案は3年くらい前に書いたものなのですが、今回は色味を変えてリニューアル。
羽子板は、皆さん一枚作ると満足されるようで、新しい図案はなかなか登場しません(^^)
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年末には講習も終わっていたのですが、講習中モチーフの裏側も見えるようにサンプルは半完成状態でいて、写真も撮っていませんでした(笑)
牡丹に蝶のモチーフを押し絵で作って羽子板に乗せます。
図案は3年くらい前に書いたものなのですが、今回は色味を変えてリニューアル。
羽子板は、皆さん一枚作ると満足されるようで、新しい図案はなかなか登場しません(^^)
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2009年12月14日
押し絵ミニつるし飾り(壁掛けタイプ)
押し絵細工で構成した壁掛けタイプのつるし飾りです。
ちりめん細工の大きなつるし飾りは輪に下げるので壁にはかけられませんが、こうした形なら壁掛けにも出来ます。

巾着型のちりめん細工を一つ一つ作り溜めて構成するのも達成感があるのですが、ミニミニの押し絵細工を作って構成したつるし飾りもいいものです。
多くのパーツを押し絵で構成した卓上下げ飾りは昨年行っているので、今回は、お猿の三番叟と俵を組み合わせて暖簾型にしてみました。
お正月に向けて、二回の講習で完成させます。
みなさん前回で押し絵パーツは済んでいますから、後一回ですね(^^)
全体の長さは好みで調整して組上げていきます。
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ちりめん細工の大きなつるし飾りは輪に下げるので壁にはかけられませんが、こうした形なら壁掛けにも出来ます。
巾着型のちりめん細工を一つ一つ作り溜めて構成するのも達成感があるのですが、ミニミニの押し絵細工を作って構成したつるし飾りもいいものです。
多くのパーツを押し絵で構成した卓上下げ飾りは昨年行っているので、今回は、お猿の三番叟と俵を組み合わせて暖簾型にしてみました。
お正月に向けて、二回の講習で完成させます。
みなさん前回で押し絵パーツは済んでいますから、後一回ですね(^^)
全体の長さは好みで調整して組上げていきます。
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2008年12月26日
新春提げ飾り
大きなつるし飾りは飾るスペースに困る・・・という場合には、こんなミニサイズも(^^)

押し絵モチーフや繭玉などを色とりどりに吊るした下げ飾り。
ちりめん紐を通してお化粧したワイヤを、藁台に挿して、モチーフを留めた紐をつるします。
新春を寿いで、鯛や梅、松のモチーフを。
雛祭りにも飾れるように、夫婦だるまも下げてみました(^^)
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押し絵モチーフや繭玉などを色とりどりに吊るした下げ飾り。
ちりめん紐を通してお化粧したワイヤを、藁台に挿して、モチーフを留めた紐をつるします。
新春を寿いで、鯛や梅、松のモチーフを。
雛祭りにも飾れるように、夫婦だるまも下げてみました(^^)
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2008年10月04日
干支押し絵額「豊年丑」
たまご牛に続いて、干支飾り第二弾です。

押し絵という方法で製作する豊年丑。
米俵を背負ってえっこらよっこら進んでいきます。
迎春の飾りなので、華やかにラメ入りの紐を沢山使ってみました。
仕上げに、和紙シールを貼って、はんこをポン♪
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押し絵という方法で製作する豊年丑。
米俵を背負ってえっこらよっこら進んでいきます。
迎春の飾りなので、華やかにラメ入りの紐を沢山使ってみました。
仕上げに、和紙シールを貼って、はんこをポン♪
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2008年08月27日
うさぎのお月見@押し絵下げ飾り版
先週のお教室で急に思い立って、今週間に合うようにサンプルを製作しました(笑)
お教室も3年目ともなると、季節のものは、既に二周りしているので、すっかり安心していたりして。

お月見のものは、一昨年の夏から秋にかけて、たまご型芯で作るうさぎのお月見飾りをして、続いてステンシルで掛け物を作っていたため、昨年は行わなかったのですが、今年は少し目先を変えて下げ飾りにしてみました。
といっても、こちらも一昨年に小学生向け講習会で行った下げ飾りの新デザイン版です。
今年は大人向けなので、ちょっと難易度を上げました(笑)
続きを読む
お教室も3年目ともなると、季節のものは、既に二周りしているので、すっかり安心していたりして。

お月見のものは、一昨年の夏から秋にかけて、たまご型芯で作るうさぎのお月見飾りをして、続いてステンシルで掛け物を作っていたため、昨年は行わなかったのですが、今年は少し目先を変えて下げ飾りにしてみました。
といっても、こちらも一昨年に小学生向け講習会で行った下げ飾りの新デザイン版です。
今年は大人向けなので、ちょっと難易度を上げました(笑)
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2007年12月19日
押し絵羽子板「牡丹」

本日の手芸で行った、押し絵羽子板「牡丹」です。
この羽子板は
先週のお教室が終わったあと、次のお題が決まらず、お片づけしながら
「羽子板なんてどうかしら?」
と、つぶやいたところから始まりました(笑)
つぶやいてしまってから焦ったことには、
羽子板木地の数がギリギリ人数分しかなかったことと
デザインも何も決めていなかったこと・・・でした。
昨夜まで試作にかかっていたので、製作時間の見込みも出せず
見切り発車で本日のお教室を迎えてしまいました(^^;
結局、少しずつお手伝いしながらでしたが、みなさん2時間と少しで
パーツを全て製作終了され、羽子板への配置はボンドでつけるだけですから
お家でゆっくり完成させるということでお教室を終えてまいりました。
サンプルを製作しながら、2時間の時間内では無理かしら? と思っていたのですが
皆さん大変優秀です☆
完成には至らなかったため、生徒さん作品は写真に収められませんでした。残念><
こちらは、羽子板の裏側。梅枝をステンシルしてみました。

和ゴコロくらぶ 毎週水曜10時から
アーデントライスペース教室
地図はこちら
隔週で手芸と和装着装を行っています
詳細はお問い合わせください
2007年11月28日
クリスマスのタペストリー

クリスマスキャンドルを押し絵で作ったタペストリーです。
このタペストリーは和ゴコロくらぶの出発点、地域団体で行わせていただいたお教室で
製作するためにデザインしたものです。
しばらく前の作品ですが、そろそろ季節なので出してきました(^^)

こちらが全体像。
星のスパンコールが、きらきらします。
ちりめんだけでなく、土台布やツリーに見立てた三角形にドンゴロス
パールピックやリボンなど色々な素材を組み合わせて、自由に配置していきます。
和ゴコロくらぶ アーデントライスペース教室
毎週水曜日 10時から12時
見学歓迎
地図はこちら
*隔週で和装着装と手芸を行っています。詳細はお問い合わせください
2007年10月04日
押し絵タペストリー「ハロウイン」

一昨年だったかと思いますが・・・
下絵だけ準備してお教室を行うという暴挙に出た際に用意した何枚かの下絵のうちの一枚
「ハロウイン」を、昨年(笑)製作したもの。
こうして見本が出来上がってしまっていると「同じ布、同じ色でなくちゃダメっ」と思われる方が多く
それを避けるためもあって(時間もなかったのですが・・・)初回は線画だけを用意してみたのでした。
皆さん優秀で、あれこれ布を選びながら、お話しながら、
きちんと時間内に完成させて居られたのがとても印象的なお教室でした。
最近は、布選びから迷っていると時間内に終わらないような題材も多くなったため
素材は全てキット化してお渡ししていますが、布選びからアレコレ迷うのも手作りの楽しみですね。
和ゴコロくらぶ
アーデントライスペース教室 毎週水曜午前中
10月は・・・第二・第四 手芸、第三・第五 和装着装

2007年09月20日
干支飾り「子」*押し絵タペストリー

夏の初めからデザイン画だけは描いていた干支飾りを製作しました(^^)
お教室では、背景になる台を選択していただいて、
この形でのタペストリー、または、立てかけるタイプの飾りに仕上げます。
押し絵は、布で作るレリーフのような手芸です。
鋏とボンドで仕上げていくかんたんな手法なこともあって、割合に対象年齢も幅広く、
デザインによって手軽なものから完成度の高いものまで作り上げられるのが面白いのです。


和ゴコロくらぶ アーデントライスペース教室
水曜日午前中
手芸 第一・第三(10月は水曜が5回あるため、第二第四に変更)
和装着装 第二・第四(10月は第三・第五)

2007年07月21日
押し絵タペストリー

今年も既に後半に入ってしまった。
そろそろ来年の干支物を考えないといけません。
画像は、今年の干支イノシシ親子の押し絵タペストリー。
昨年の今頃落書きをしながらデザインをしていました。
来年は、子年ですね。
押し絵と半立体の2パターンを考えています(^^)