2010年05月06日

足利フラワーパーク

 よく晴れて夏日となった端午の節句、足利フラワーパークへ行ってきました(^^)
 この日は、二十四節気で立夏。夏の始まりの日です。
 桜の頃とかわって、だんだんに日差しも強まり、新緑の色も濃くなってきました。
 まだ五月の初めですが、八十八夜を過ぎ、立夏も過ぎると、そろそろ夏の装いが恋しくなりますね。

 つくばよりも内陸に入った昨日の足利は、熱中症も心配されるほどの陽気でした。
 四月に入っても氷雨の降る寒い日があった今年、連休頃見ごろとなる藤も、まだ七分咲き位でしたが、園内は藤の良い香りに包まれていました(^^)
 では写真をどうぞ。

足利フラワーパーク

 栃木県指定天然記念物「大長藤」。満開には少し間がありましたが、根元の太さに注目。

足利フラワーパーク

 見事に開いた藤。

足利フラワーパーク

 ツツジも満開です。

足利フラワーパーク

 遠景の山の緑も初夏の装い。

足利フラワーパーク

 淡紅の藤は満開でした。

足利フラワーパーク

 白藤は少し早かったようですが、満開の牡丹が見事。

足利フラワーパーク

 甘い香りを放つ八重藤。満開には少し間があるようでした。

 黄花藤のトンネルは、残念ながら蕾が下がっているだけで花を見ることはできませんでした。

 強い日差しの中、散策する人々(^^)

足利フラワーパーク

 日傘を差すのを遠慮してしまうくらいの人込みでした。足元の影が濃いですね。
 この日の装いは、袷の染め紬にリボン織り名古屋帯。帯締めに青を持ってきて利かせ色にしてみました。
 白地の着物に白地の帯で、目に爽やかな感じを目指しています。

 夏たつ日、立夏であれば、もう単を出してもいいのですが、この着物を作ってくれた同行者に、先日「この季節に丁度良さそうな着物を持ってたでしょう」といわれたこともあって、致し方なく(笑)
 こういう場合は、肌襦袢やら襦袢やら重ねるものを省略したりして暑さ対策をいたします。
 肌着は、浴衣下として市販されていたサラシと絽の袖なし膝丈ワンピース。襦袢は胴がサラシで袖と裾がポリの単になっている二部式です。
 肌寒さを感じる間は、余り抜かない襟元も、抜き気味にして風を通します。
 これで、袖口から身八つへ風がとおり、襟元にも風が当たって、案外と涼しく着られました。
 汗になる帯下は、汗取りのためもあってサラシとミニタオルの補正をしますが、襦袢と着物で二本使う伊達締めを一本省略しています。一本だけの省略ですが気分的に違います(笑)

 そろそろ袷の着物は、お手入れに出して片付ける頃ですね。
 梅雨に入る前の空気の乾燥している時期に、風を通しながら汚れを見て、そのまま仕舞うのと、汗取りやクリーニングに出すのとを仕分けなくては・・・


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Posted by wacocoro at 09:29│Comments(0)よしなしごと
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